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30~50年前に作られたムットのセミオールドキリムです。 未染の糸を使って織られた濃茶のボーダーとベージュのフィールド、赤い染め糸のメダリオン。 そんなところはムットキリムらしい定番の色使いなのですが、このキリムはとてもカラフル。 とくにインディゴのブルー、パープル、グリーンの寒色系の色合いが個性的で、よく効いています。 少し男性的でクールなマルチカラーになり、よりさまざまなシーンや場所に合わせやすくなっています。 織り手もきっと、この色使いを眺めながら楽しんだのではないでしょうか。
