11 8月
Posted By
0 Comment(s)
1744 View(s)
歴史上、紫はいつでも大事な色でした。貝紫(Tyrian purple)日本も入れてイギリスなどの王室は
セレブレーションカラーはみんな紫です。
万葉集に収録されている歌「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」。
私たちはトルコで絨毯作る時も紫を使っています。西洋茜で赤をアルカリなど使って紫をとるようにしていました。
以前、かなりの数の絨毯を作っていたから。コチニール(貝殻虫の種類)はとっても高くて使いませんでした。
でも今、我々はそこまでの数が作れないので、しかも卸売よりも直接使うお客さんに提供していますから原材料の自然さにこだわって高くてもコチニールを使うことにします。
先週ペルーからオーダーしたコチニールは届きました。
早速染めて見たいかと思ってこの一ヶ月以上6冊の染め物の本読みました。
結果はこの世に滅多に見る事が出来ない素晴らしい色に仕上がりました。しかも完全に自然染めです。。。。
ウール糸と紡いでいないウールそもました。一枚染めていないモアヘアの絨毯もあってそれも染めて見ました。
今度ベニワレンも染めて見ます。その結果が良ければベニワレン持っている方で頼まれたら染めてみたいと思います。
コチニールの山
コメント